今夜はひとり静かに(エッヘン)
金沢のホテルに泊まり、
あっ、芝居の案内をせねば、と、
この機を有効的に使う次第。
ホントにホンキで観てほしい芝居ですので、
金沢の静かな夜を利用して
案内させていただきます。
ロシアに
チェーホフ と いう名の劇作家が いました。
僕が大好きな劇作家です。お医者さんなのにお芝居を書いていた人。
トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフ、、、
恐るべし文学大国、ロシア。
彼が死ぬ間際に書いた戯曲、「桜の園」。
さくら の その、 やま、 にわ。
「何か大事なものを忘れてきたような気がする。」
ベルリンに
多和田葉子 と いう 作家が います。
彼女が 書き下ろした作品、
戯曲は すべて ひらがな。
一目で意味が伝わってくる記号化された漢字では
書かれていない戯曲。
チェーホフにインスピレーションを受けて。
さぁさぁ、俳優は大変、か。
ひらがなの冒険が始まった最初のきっかけは
イスラエルに
ルティ・カネル と いう 演出家 が いて、
日本語を ひらがなだったら 読めるから、と。
結果論ながら、それが効をきして。
想像力が膨らむ作品に。
さて、そのイスラエルから来た演出家、ルティ・カネル。
僕としては、ようやく一緒に仕事が出来る!と思える、めっちゃ尊敬?敬愛?敬慕?している演出家。
僕としては、
世界に現存する演出家のナンバーワンのひとり。
だから、そんな人と一緒に仕事できるなんて、ぶっちゃけしんどい。
吸収したい勢いと吸収できるキャパが比例しない。
通訳に忙しくて、じっくり想いを熟す暇がない。
想いを巡らしていると、俳優がキョトンとした顔して、俺を見てる。
おっと。
この作品にて、おいらは演出助手してます。
こういう実験は
やっぱり
少しでも 多くの 人に 見てほしいな。
以下詳細:
チラシのPDF:
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