2013-04-15

不思議の記憶




















ついにやってしまいます、演劇作品の作、美術、演出を。ここまで腹一杯やっているのは中学校のときに演出、脚色、出演した「カッコーの巣の上を」以来かもしれません。

と言っても、実際にはまったく僕一人でやってるのではなく、毎日8時間の稽古をする中で、稽古場の中でアイデアが生まれ、コトバが紡がれ、そこにいるキャストとスタッフがインスピレーションをお互いに共有しながら、みんなで創っているというのがホントのところです。従って、カッチリ台詞やシーンが決められた台本が最初からあるわけではなく、稽古の中でどんどん創られて行くので、俳優もスタッフもさぞしんどいだろうなと時に客観視しつつ、脱帽いたしております。

これは子どもと大人と一緒に観てほしい作品です。勿論、大人だけでも。
子どものときには誰しも持っていた、見るもの聞くものすべてが「不思議」と思える感覚。それをもう一度、子どもと共に大人にも思い出してほしい。そんな気持ちで、作品を作っています。

あなたの「不思議の記憶」は何ですか?

ゴールデンウィークに10回の公演、是非とも東武東上線に乗り、上板橋にて降りて、新緑の平和公園を横切り、劇団銅鑼のアトリエまで足を運んでみてください。

待っています。

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劇団銅鑼第44回公演「不思議の記憶」
http://www.gekidandora.com/titles/fusiginokioku/

作・演出・美術 大谷 賢治郎


5月1日(水)19:30
2日(木)14:00/19:30
3日(金祝)14:00/18:30
4日(土祝)14:00/18:30
5日(日祝)14:00/18:30
6日(月休)14:00
*定員80名 開場は開演30分前

会場 劇団銅鑼アトリエ 東京都板橋区上板橋中台1-1-4
チケット 劇団銅鑼 TEL 03-3937-1101

チケット料金(日時指定自由席)一般 4,000円 学生 2,500円
親子券 5,500円(一般+高校生以下)


こども
みるものすべてが
ふしぎ

あしをとめる
しゃがみこむ
かぐ
みみをすます
みあげる

おつきさま

おとな
いつのまにか
その「ふしぎ」を
わすれてしまう

おとな
こどもの「ふしぎ」を
うばわないで

ふしぎの
きおく




















未来を生きる子どもたちへ
過去を忘れた大人たちへ

誰にも言えない大きな秘密を持ってしまった兄妹は、大人たちの知らない世界へと迷い込む。そこで出会った、たくさんの不思議。二人は、この不思議な世界からもどってこられるのか?
子どもが子どもである一つの大きな要素・・・物事を不思議と思う事。大人たちは、“不思議”に立ち止まる事を忘れていく。シンプルな舞台が様々な空間に変化し、想像力・創造力を培える舞台を通して、子どもにとっては”遊ぶ” “冒険する” ”ちょっぴり悲しい”をたくさん体験してもらい、大人にとっては、”心の痛み” ”切なさ” ”ノスタルジー”を体験してもらえる舞台を創造し、隣にいる人のことを感じてほしい。ゴールデンウィークに、あなたの大切な人と観てほしい。そして、演劇の魔法を知ってほしい。

照明 鷲崎 淳一郎
音楽 谷口 尚久
音響 阪口 野花
衣裳 ツヨシ エトワール
パントマイム指導 チカパン
舞台監督 稲葉 対介
演出助手 原口 亮
宣伝美術 大谷 丞治
写真 一井 りょう
宣伝デザイン 八木克人
舞台美術助手 永井沙織
制作 田辺 素子

出演 谷田川 さほ 三田 直門 庄崎 真知子 竹内 奈緒子 井上 太 土井 真波




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