俳優とは道化師だとおもう。
ある道化師のことば:
「道化になるのに最も重要なことは、”生きる”こと。勉強や読書で知識を得て、練習によって技術を磨くことはもちろん、その上に人生経験を重ねられるかによって、道化の質は決まる。
道化はただ人を笑わせるために道化をしているだけではダメだ。笑いの裏に、人生の喜びや哀しさなど、すべての感情を観客たちに伝える媒介になる必要があるからだ。
もし君がたくさんの人生経験を積んでいれば、いい道化になる素質がある。哀しい経験、滑稽な経験、ドラマティックな経験、そういったすべての経験を舞台の上に持ちこむことができるのだから。
つまり、何よりも大切なのは、舞台の上で誠実かつ純粋であること。つまり自分自身であることだ。」
上のことばの「道化」のところに「俳優」と当てはめることができる、と僕は思う。
これを単なる理論でなく、こころで理解し実践する、そいつがなかなか難しいのだ・・・。
久しぶりにチャップリンを観たくなった。
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