2010-09-09

blah blah blah



















いやぁ時間が経つのが早い。きっといろんなことに向き合ってきてるんだろうけど、文章を書くことにしばらく向き合ってませんでした、ブログという形で。

最近、作詞の仕事が続いていて、じっくりことばを書くことに集中。送られてきた音に繰り返し自分の集中を重ね、音から生まれてくるイメージと自分の中から浮かび上がってくるイメージをことばにして曲に重ねる。自転車乗りながら、電車に乗りながら、部屋の中うろちょろしながら、イメージが降ってくるのを、ことばが降ってくるのを待つ。待てど暮らせど降ってこなければ、想像から離れる。すると電車の乗り換えかなんかしてるときに、作ろうと構えてない瞬間にことばが浮かんできたりして、そのときは作詞していることも忘れてるから、ちょっと間があって、あっこれだ歌詞、なんて思い、急いで携帯にメモ。

久しぶりに詩を書きました。

そのアルバムが出るのは11月頃とか。音も素晴らしいです。早くみんなに聞いてもらいたい。

イスラエルから女性の演出家ルティ・カネルさんが来日、通訳と演出で一緒に仕事させてもらってます。戯曲は多和田葉子さんというベルリン在住の作家。台詞は全部ひらがなで書かれている。これまた言葉と向き合う作業。小さい子供がはじめてことばに出会っておもちゃみたいにそのことばで遊ぶ感覚。ことばから連想する個人個人の思い。ことばの音とリズム。ことば自体が持ってる感情。
いやいや、特に日本語は奥が深いなと感動しつつ。普段通り過ぎる、見逃していることばの存在。なんか、当たり前に空があって星があって、空気があって呼吸しててみたいに、ことばもあるから、ことばを意識するってのはいやはやなかなか面白いし、ひとつのアプローチでいかない。あっちからもこっちからもアプローチできちゃう。漢字だと音にしなくてもその意味が目に飛び込んでくるけど、ひらがなだとそうはいかない。そこには記号化されてない音がある。ほとんどの言語だと、アルファベットしかない。でも日本語はあれもこれもある。韻も沢山踏んでる。はし って橋、箸、端・・・もしくは走ってる感じ? みたいな。
こんな演劇を創る過程を経験できるのはめちゃ面白い。しかも、この演出家。世界広しと言えどもナンバー1の一人だと思います、僕はワークショップを受けたり、彼女の作品を見たりしたなかで、説明ではない芝居を創る希有な人。大体が説明ですから、今の芝居って。いや、芝居に限らず説明が溢れてる世界ですかね。

ようやく彼女と一緒に仕事ができることに喜び感じてます。

その芝居の公演は11月頃とか。実験はエンドレスです。

そんな中、ってどんな中?って感じですが、朗読の公演があったり撮影があったり、色々と旅をしつつ。

昨日はこんなところに撮影に行ってきました。




















こないだはこんな山奥に朗読をしに。



















その帰り道。



















ほんでもって明日は朝7時から丸の内カフェで 
“丸の内美人講座”にて 演劇的?な英語の教室を教えに行ってきます。
もう寝なきゃ。

丸の内朝大学!

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