あと1日。
英語にすると one more day to go.
臨界幻想2011の舞台が明日千秋楽を迎えます。
今日まで沢山の人に観にきて頂きました。ありがとう。
僕の友人が昨年の震災のときに呟いていなければ、今俺はここにいなかったんだなと劇場に入る度に感じます。
初めて劇場入りした日、演出のテーブルに演出家と照明家の間に座った時、これまでの自分の人生の歴史が思い起こされ、身震いがしました。気付いたらここにいた、と言ったような感覚。
小さい時に観た映画。小さい時に観た舞台。学校で作った芝居。留学。多くの出会い。貴重な出会い。何だか積み重ねてきた結果、今自分がここにいると言ったような感覚でした。振り返ってみると一つ一つが奇跡のよう。そのときに気付かなくてもあとで気付かされるような感覚。あのときのあれが、いまのこれに繋がっているという。。。
劇場に入るとお弁当が用意されてます。舞台監督が隣りの高島屋で買ってきてくれるお弁当。毎日違うお弁当を舞台監督が買いに行ってくれる。
僕は今回演出助手でこの作品に関わらせてもらっているのですが、長い劇団の歴史の中で劇団の外部の人間に演出助手を依頼するのは初めてだとか。団員が各自自分の弁当を用意する中、外部の僕には弁当を用意してくれる訳です、舞台監督自ら。高島屋で。
恐縮すると同時に、ものすごく感動するのです。
劇団員が100名以上いる劇団ですから、外部に依頼しなくても劇団内で基本すべて賄えるわけです、なのに俺を招き入れてくれ、舞台監督は毎回お弁当を用意してくださる。
言いたいこと、うまく伝わってるでしょうか。。
今日のお昼は野菜いっぱいの冷やし中華でした。舞台監督の方が、「大谷さん、ちゃんと野菜摂ってるかなって思って。」と。
青年劇場公演「臨界幻想2011」。明日、新宿紀伊國屋サザンシアターにて千秋楽を迎えます。
多謝。
One more day to go から One step beyond へ。
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2012-05-26
あと1日
投稿者 Otani Kenjiro 時刻: 23:36
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