ハンナのかばん。
今年はこの作品の演出の仕事で始まる。かたや、通訳や翻訳もしながら。
イスラエルの演出家との共同作業。
そのイスラエルがまたしても爆撃を繰り返している。
戦争。どの国が正しいとか正しくないとか絶対に言えない。
けれども、イスラエル人であれ、パレスチナ人であれ、日本人であれ、きっと芸術家が創造することでしか出来ないことがあると思う。
年末の忘年会。同級生が多く集まり、いつの間にか子供たちの参加も増えてきたことを実感。
人間は無垢の状態で生まれてくる。純粋にかわいい存在。それが原点だとするならば、その一方で人間の中にある黒点と向き合って、その原点を思い出すのが芸術家の作業。
今年もポジティヴに生きて行きたいと思う。楽観的にありたいと思う。
だからこそ、自分の中にもある人間の黒点と向き合わなければと思う。
今回の作品ではそれが出来ると思う。
しんどい作業だけれど、向き合えば、更に楽観的になれるんだと思う。
劇団銅鑼・ハンナのかばんの制作、
田辺素子さんも言っている、
本当に怖いのは、”無関心”。
マスコミは一部の情報しか伝えない。しかも、一方が得するような伝え方で。
イランが核作ったり、ルワンダで虐殺が行われてたり、ニュースにならないことが沢山あるのに。
人は幸せになるために生まれてきたと確信する。
自分だって幸せになりたい。
自分の幸せと人の幸せはきっと比例するとおもう。
人の笑顔が糧だと思う。
相手を知らないことが恐怖を生み、憎しみを生むのであれば、相手を知ることから始めればいい、と思う。相手が自分を知らないことでびびってるのであれば、自分から自分のこと、自分なりのやり方で相手に知ってもらえたらいいんだと思う。一度コミュニケーションが成立したら、怖いもの知らずやで。
7年前のクリスマスに作った歌、so much to learn so little we know
今改めて思う、学ぶことは多く、知っていることは少ない、と。
当時手元にあったCDや音源は全部人にあげてしもた。
誰か持っている人いたら、貸して!!