劇団銅鑼の有志達が、いや勇士達が立ち上げた人形劇グループとともに岩手県山田町にある山田幼稚園に行ってきました。
日本中から沢山の絵本が送られてきているとのことで、翌朝集合場所の公民館へと行ってみると膨大な数の絵本が所狭しときれいに整理されていた。
またその絵本を運ぶトラックのかわいいこと。もちろん特注。これは1台目の試作品でこのあと改良された4台が加わるとのこと。
そしていざ出発。目指すは盛岡から2時間先にある山田町、山田幼稚園。
山道をどんどんと海岸の方に向かい走りました。
海岸線に到着。突如と荒涼とした景色が目前に広がる。津波による被災地に初めて来た勇士達はことばを失っていた。
そして、山田幼稚園到着。かわいい子供たちが迎え入れてくれた。
僕らがやった人形劇は、「三匹のヤギのガラガラドン」と「三枚のお札」というお話し。
ガラガラドンでは僕も人形師になり、三枚のお札ではジャンベで効果音を奏でたりしてたので、なかなか写真が撮れなかったけど、それでも何とか撮った何枚かを。
人形たちはほぼ全て劇団員による手作り。
みんなものすごく集中してみてくれました。
子供たち、とても喜んでくれました。
ヤマンバに追いかけれてる小僧を応援してくれたり、
一緒におまじないの踊りをしてくれたり。
そしてクラスごとに記念撮影。
そのうちの1枚。
記念撮影に写り損ねた女の子と。人形以上に俺のほうが人形っぽいような。
記念撮影のあとは人形たちとの交流。
子供たちの顔がキラキラしてる。
和尚さんの頭もキラキラ。
男の後ろには後光がさしてる!
そして最後は子供たちお待ちかねの絵本のプレゼント。
トラックの前に並んで一人2冊ずつもらってました。
絵本プロジェクト、とってもすてきなプロジェクトだよ!!
絵本を運ぶ白い軽トラック。かっこよすぎるぜ。
山田幼稚園のみなさん、絵本プロジェクトのみなさん、すばらしい時間をありがとう。
まわりの風景はホント殺伐とし、ところどころからは腐臭が潮風に混じって運ばれてきます。
でも。
こどもたちの笑い声が響き、はしゃぐ声が聞こえる。
こどもの未来は日本の未来。
少しでも雰囲気が伝われば。