2008-02-03

dance from Israel


今宵は神奈川県民ホールにイスラエルのダンスカンパニー"Batsheva(バットシェバ)"のダンス公演を観に行った。3年前にイスラエルに足を運んだときに観れなかったが、ついに今回観ることができた。35人のダンサーたちによる1時間半の群舞。圧巻だった。これだけのメンバーを呼び、5000円で見せ、主催を大声で謳わない神奈川県民ホールはすごい。スポンサーをいっぱいつけたりしている海外招聘公演は最低でも1万円するし、国内の公演でさえ5000円はとる。それだけ招聘や舞台作品の上演は金がかかるからなのだが、神奈川のからくりはどうなってるのだろうか?いつもいい作品を招聘し、5000円で見せてくれる。今回だってスタッフも合わせれば総勢50名は来日してるだろう、遠路遥々イスラエルから、20時間くらいかけて(距離はさほど遠くないのだが、ヨーロッパでの乗換えがとにかく時間かかる。因みに僕が行ったときは乗り換えの際、搭乗3時間前のチェックイン。30分弱インタビューされる。それは僕が個人的に怪しく見えるからということではなく。とは言ってもイスラエルに行った6回中、確かに2回ほど別室に通され、更なるチェックをされましたが・・・。なにか?)。

で、ダンスだが、35人が単調な動きから激しい動きまで一定のパターンを持って舞う姿は、なにか潜在意識に訴えてくるものがある。カメラが舞台上のダンサーを捉え、それが大きな画面で映し出されたりもするのだが、なによりもダンスそのものに見せられた。しかもものすごい体力と身体能力。自分ももっと小さいときから柔軟運動をしっかりとしておけばよかった・・・。

最近は芸人にしてもだんすにしてもピンの人が増えてきているが、集団の引き出すパワーはすごいものがある。もしかしたら舞台の魅力はそこにあるのかもな・・・。

単調な動き+集団の動き は強烈なインパクトを与える。ヒトラーが国民に与えた高揚感もきっと・・・。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

バットシェバの映像楽しみました。ありがとう
私も7,8年前にバットシェバのオハッドナハリンの作品を観て衝撃を受けました。
大谷はサンフランシスコで舞踏をしていたと聞きましたが、今はしてないの?