来月4月に両国シアターXで上演される「犬婿入り」の演出助手をやっている、と以前の投稿にて書かせてもらっているが、その稽古が現在行なわれており、日々両国に足を運び、現場で演出家や俳優と創造の葛藤をしている。原作の小説のことばをそのまま用いながらの作品作り、容易ではないが面白い作業が続いている。演出助手といっても、色々なパターンがあるのだろうが、今回の現場においては、演出的なアイデアもどんどん言わせてもらったり、台本の構成に意見を言わせてもらったり、立場をわきまえつつも、自分が出来るだろう事は、やらせてもらえる環境を頂いている。
面白い。
日々、台本も構成も変わっていく作品作りは俳優にとって至難の現場だとつくづく思うが、色々な試みに挑戦できるそんな現場作りを心がけている。稽古3日目にして、僕の台本は既に真っ黒になっているけど・・・。
一筋縄には行かないけれど、想像から形になっていく課程は、やりがいのある過程です。
「犬婿入り」
多和田葉子 原作
渡邉和子 演出
4月16日(水)~20日(日)
シアターX 墨田区両国2-10-14 http://theaterx.jp 03-5624-1181
全席自由 4000円
出演・立川三貴 重田千穂子 宮島健 瓜生和成 ともさと衣 三宅右矩 / 塩野谷正幸Tweet
2008-03-16
犬婿入り #2?
投稿者 Otani Kenjiro 時刻: 1:07
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