2010-02-09

血は立ったまま眠っている



















これが芝居のタイトルだ。
それだけでもすごい。
寺山修司が自分がそれまでに書いた短歌などを集め戯曲にした、彼23歳にしての処女戯曲。
詩的な曖昧さがなぜか共感できてしまう個人の悩みや社会への視線を露にしている。
「わからない」ことばのあやが、いつのまにか「わかる」思いになっている。
という感覚。

昨夜見てきました。高校の時に最初に彼の本を読んで以来、久々でした、この感覚。

寺山さんの劇団、天井桟敷のオリジナルメンバー、蘭妖子さん。実は10年前くらい同じ大家さんのところで暮らしてたことがあって。蘭さんは大家さんちのお二階で、僕が裏で。
今回も出演なさってる蘭さんにめちゃ良い席とってもらいました、そして、僕はその大家さんと一緒に観に行きました。

終演後の楽屋で小さな同窓会を開きました。

主演のV6の森田剛君がとてもよかった。

渋谷の文化村で16日までやってます。

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