はじめての字幕。そして僕は母に聞いた。
「ぼっき ってどういう意味?」
母曰く、となりのカップルがくすくす笑っていたらしい。これはあとになって聞いた話。
映画を見終わった後、確か凮月堂だったと思う、ハンバーガーだかサンドウィッチをそこで食べた。食べ物用の小さいエレベーターから出て来た俺の食べ物。当時の俺にはとても画期的で、未来的だった。1980年。
その帰り、確か秋葉原だったと思う、カセットテープ屋さんに行った。
父がカセットを2本買ってくれた。
1本がE.Tのサントラ。
そして、もう1本がルイ・アームストロングのベスト。緑色のジャケットだった。
サッチモ。
聞きまくった。
多分、そのカセットたちは今も押し入れのどこかにいるはず。
どうしても What a Wonderful World を聞きたくて、CDを昨日買った。
今夜そのCDを聞いている。ペットの音もサッチモの声もたまらない。
今度開くパーティーで どうしても聞きたくて、友人のF.I.B. Journal のボーカル、山崎円城に歌ってくれよとお願いした。
快諾してくれた。
そういえば俺の父は、多摩川に俺を連れて、青いアディダスのジャージを着てトランペットを吹きに行ってたな。サッチモを吹いてた。
そういえば俺の父は、ワインを飲むとコルクを焦がして、その炭を顔に塗って、サッチモの真似をしてくれてたな。
2 件のコメント:
F.I.B. Journal!!!
8年くらい前、ネットサーフィンしていると、たまたまbasis recordっていうレコード屋のサイトに辿り着いて、彼等の"F.I.B. Head Line"っていうアルバムに出会った。
”Don't Shoot A Pianist”という曲を聴いたとき、震えた。
いつか、225で使いたいなと思ってる。
またここでも繋がったね。
225の引力、恐るべし。
The Vocalist, Madoki Yamasaki, is one of my most important friends.
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