2009-06-20

the wrestler


















映画・レスラーを観てきました。

ミッキー・ローク主演。高校に通ってた時分に憧れた俳優。

ランブル・フィッシュ、ナイン・ハーフ、そしてエンジェル・ハート。
エンジェル・ハート観たときは、顎はずれたな。映画館からの帰りに新宿のロッテリア行って、ファンタアップル片手に、一緒に行った友人たちと語り明かしたのを覚えています。

世間も俺も、言っちゃってました、今度の映画は、まるで彼の人生そのもの、この映画で復活!みたいな。
正直、反省してます。確かに世間で言われている、彼の人生に近いものがあるのかもしれないけど、実際には彼の人生を全く知らない訳で、やはり映画そのものを彼の人生になぞってみるのは失敬なわけで。

ミッキー・ロークもマリサ・トメイもスクリーンの中で、めっちゃ生きてました。

彼らがどう生きてきたかは、知る由もありません。
でも、きっと俳優という職業は、その人間の生き様がもろに反映する職業かもしれません。
いや、もしかしたら、どんな職業でもそうなのかもしれませんな。


この映画、必見です。各々の立場で各々なりに共感できるところ、きっとあると思います。
いい映画やいい本って、自分にはわかる、みたいな共感できるところがあるものなのでしょう。

「自分にはわかる。」

一つの作品を通して、そう言ってる人が多いとすれば、「自分にはわかる」が自分だけでなく、共通性のあるものになるわけで、「自分だけじゃないんだ」になって、いくのかも。


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