2009-09-27
予感・面白くなるかも、という
毎度ながら、ギリギリのご案内、失礼致します。
何が何だかわからないけど、面白そうかもと思って頂ける方、是非とも来て頂きたい公演です。
現在、この時点で、どういう作品になるのかが、はっきりとは言えないのですが...
音楽とことばが好きな方。
ドイツ語の響きと、哲学が好きな方。
700年前の想いと、現代のなりゆきを重ね合わせたい方。
新しい政権と、歴史を照らし合わせてみたい方。
マリンバや、ヴィオラや、フルートや、ピッコロや、サックスや、ドラムや、アコーディオンの生演奏によるアンサンブルと、日本語やドイツ語と、秋の夜長を楽しみたい方。
音楽、演劇、朗読...と言ったことが好きで、尚かつ、そういうことをジャンル分けしないのが好きな方。
今ここに書かれたことなんか、どうでもいいじゃん、と思える方。
10月2日、3日、両国シアターXに遊びに来てください。
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Xレパートリー劇場・日独共同創造演劇プロジェクト
「ヒペリオン断章」
原作・フリードリヒ・ヘルダーリン
作曲・久保摩耶子
演出・渡邉和子
音楽監督・毛利正
出演・ユルゲン・クロート、大谷賢治郎、猪俣ユキ
演奏・津花幸嗣 (accordion) 西田紀子(flute) 波田 生(viola) 坂口大介(sax) 岩附智之(marimba and percussion)
映像・羽生敏博
10月2日 20時
10月3日 17時・20時
全席自由・一般/4000円 シニア・学生/2500円
チケット予約・シアターX 03-4624-1181
2009-09-14
ドイツ詩人の想い、やっと・・・
急遽、10月2,3日とシアターXにて上演される「ヒペリオン断章」に出演することに。
ベルリン在住の演出家・渡邉和子さんとまた一緒に仕事をやらせてもらうことに。
昨年の「犬婿入り」公演で演出助手をやらせてもらったご縁で、今回も演出助手として呼んで頂いたのですが、演出プランを色々と考えていくなか、ドイツ人俳優と対峙する形で舞台に立つことになりました。
ドイツでいうところのムジーク・テアター、音楽劇の創造実験。
自分にとっては演出の仕事と俳優として舞台に立つという、同時多発テロ実験。
ヴィオラとアコーディオンとサックスとフルートとパーカッションの5人による生演奏です。
ドイツの詩人、ヘルダーリンのことば・・・と音楽、聞きにきてください。
2009-09-11
映画「沈まぬ太陽」出演してます。
こころが揺さぶれる映画
先日、久しぶりに映画館に足を運んだ。
「縞模様のパジャマの少年」
ホロコーストを舞台にした映画なんだけど、ホロコーストの映画ではなく・・・
つまり、ナチスによるユダヤ人虐殺の時と場所を舞台にした映画なんだけど、ユダヤ人虐殺の映画ではなく。
史実を超えた寓話。そこから見えてくるものが、こころを揺さぶる。
無知もしくは無垢なこどもから見た現実に対する警笛、をみた。
大人から子供まで、少しでも多くの人に観てほしい作品です。
子供が無知であるのは当然。でも大人の無知は危険です。
観に行ける人は、予告編を見ずに観に行っていただきたい。
なので、敢えてリンクも貼りませんね。
「縞模様のパジャマの少年」
ホロコーストを舞台にした映画なんだけど、ホロコーストの映画ではなく・・・
つまり、ナチスによるユダヤ人虐殺の時と場所を舞台にした映画なんだけど、ユダヤ人虐殺の映画ではなく。
史実を超えた寓話。そこから見えてくるものが、こころを揺さぶる。
無知もしくは無垢なこどもから見た現実に対する警笛、をみた。
大人から子供まで、少しでも多くの人に観てほしい作品です。
子供が無知であるのは当然。でも大人の無知は危険です。
観に行ける人は、予告編を見ずに観に行っていただきたい。
なので、敢えてリンクも貼りませんね。
俳優がマジ凄い。
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2009-09-01
道化
俳優とは道化師だとおもう。
ある道化師のことば:
「道化になるのに最も重要なことは、”生きる”こと。勉強や読書で知識を得て、練習によって技術を磨くことはもちろん、その上に人生経験を重ねられるかによって、道化の質は決まる。
道化はただ人を笑わせるために道化をしているだけではダメだ。笑いの裏に、人生の喜びや哀しさなど、すべての感情を観客たちに伝える媒介になる必要があるからだ。
もし君がたくさんの人生経験を積んでいれば、いい道化になる素質がある。哀しい経験、滑稽な経験、ドラマティックな経験、そういったすべての経験を舞台の上に持ちこむことができるのだから。
つまり、何よりも大切なのは、舞台の上で誠実かつ純粋であること。つまり自分自身であることだ。」
上のことばの「道化」のところに「俳優」と当てはめることができる、と僕は思う。
これを単なる理論でなく、こころで理解し実践する、そいつがなかなか難しいのだ・・・。
久しぶりにチャップリンを観たくなった。
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嵐のあとの静けさ
今日は一日雨だった。
妄想や回想をするにはもってこいの一日だった。
久しぶりに座椅子にボーッと座り、雨音を聞き、
机の周りに溜まった書類を整理し、
散在していたメモを一つのノートにまとめ、
久しぶりにアイロンをかけた。
久しぶりに酒も2日間抜き、肝臓をねぎらった。
散在していたメモには、芝居のアイデアや、聞きたい音楽や、読みたい本、そして行きたいラーメン屋が乱雑に書かれていた。
そのなかのひとつに、役者のしごとは、”どんな価値観も受け止め、’わからない’をなくしていくこと”と書いてあった。
’わからない’を’わかりたい’、それがモノを創る上での原動力なのかもな、と妄想に耽った。
もちろん、まだまだわからないことだらけなのですが。
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