2014-04-22

ふたつのつばさ




















この度、小学校でお芝居することに。

茅ヶ崎にある市立今宿小学校から昨年末、「お芝居を創ってほしい」との相談。
この4月から特別支援学級が始まるので、障害児と一般児童(ってこの言葉遣い、僕は拒否反応を起こしてしまうのですが)が共に学校生活を送れるよう、オリエンテーション的な意味合いでお芝居を創ってほしいと。僕自身、特別支援学級(普通クラスで一緒に授業を受けることが困難であろう児童のための学級)という考え方には疑問を覚え、むしろ包括的な方向を推進したい立場ではあるのですが、何はともあれ、僕の意向も反映しつつ、作品づくりに取り組める機会ということで、やらせていただくことに。

早速、障害児のための演劇のスペシャリストであるアメリカの友人に相談。すると、間髪入れずに素晴らしい作品を紹介してくれました。僕はいそいそと翻訳をし、ただいまもっぱら稽古中という次第でございます。

手前味噌ではありますが、お金をかけず、と言っても、色々な方の支援のもと、良い作品に仕上がりつつあります。今回は基本、ボランティア公演と言うこともあり、とにかくお金をかけないように努め、この活動に賛同してくださった劇団ポプラ、劇団銅鑼の稽古場を無償で提供してもらったり、機材や人材も無償で提供してくださったり、照明デザイナーも張り切って協力してもらい、また音楽はTakujiAnn Sallyに協力してもらい、楽曲を提供してもらったり、親しきピアニストに伴奏を(しかも移調までお願いして)何ヴァージョンも録音してもらったりと、東西南北どちらにも足を向けて寝られない状態に。感謝してもしきれないほどの感謝の意に溢れている次第です。

今後、この作品は色々なところで上演出来るようにしていくつもりですが、まずはその1発目を目撃したいと思って下さる方、是非とも茅ヶ崎まで遊びに来てくださいませ。

もちろん無料です。
来られる方は、僕に一報くださいませ。

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ふたつのつばさ

作・Ann Negri
演出・翻訳・美術 大谷賢治郎
音楽・Takuji
照明・鷲崎淳一郎
出演・庄崎真知子 古舘一也 大谷恵理子 原田亮 土井真波

2014年4月30日(水)10:30 / 13:10
神奈川県茅ヶ崎市今宿小学校体育館 〒253-0072 茅ヶ崎市今宿192番地

Special Thanks to:
劇団銅鑼 劇団ポプラ ライティングユニオン Ann Sally 山田由起子 八木克人 八木千織 石坂慎二 鈴木正人 Kim Peter Kovac 






2014-04-02

オトコトバ



僕が、Stillwaterの仲間とライフワークとして取り組んでいる、リーディングのイベント

オトコトバ。

今年は

季節ごとにやって行きたいな、と思っています。

今年は

春から。



春だから

テーマは

"First Step, First Time" − あのときのはじめて これからのはじめて いつも、はじめて−

音楽家、かつ12歳からの同級生・Takuji
皆さんの”はじめて”を分かち合えればと思います。


皆さんの ”はじめて” を持って、遊びに来てください。
皆さんの ”はじめて” のコトバを持って、遊びに来てください。

はじめての おと
はじめての ことば
はじめての であい
はじめての…

みなさんの はじめて は なんですか?



詳細:http://www.clubhillside.jp/seminar/otokotoba140420/



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(以下、主催者ウェブサイトより)

オトコトバは、演出家で俳優の大谷賢治郎が、毎回、音楽家をゲストに迎えて、音楽(“オト”)と言葉(“コトバ”)を紡いでいく朗読会です。

 今回のゲストも、自身の音楽作品以外にも、映画や CM 音楽の作曲、絵本、詩、エッセイ、写真など、様々な分野で活動を続けるTakuji Aoyagiさんをお迎えします。
 
 テーマは「First Step, First Time」。生きること。それはいつも「はじめて」の連続。それはいつも「はじめて」が生まれていること。これまでの「はじめて」をもう一度振り返ってみる、これからの「はじめて」に心を躍らせる、そんな“オト”と“コトバ”を一緒に探してみませんか。

 出演者のおふたりによる朗読やライブをはじめ、みなさんにもご参加いただけるような楽しい企画も考えています。当日は、テーマにちなんだスープをご用意いたします。ぜひお気軽にご参加ください。小さなお子さまのご参加も大歓迎です。


オトコトバ

ことばを音にするということ。
それはまるではじめて口にする食べ物を味わうかのよう。
ことばを耳にするということ。
それはまるではじめて想像する世界を思い描くかのよう。
オトコトバ
それは想像をくすぐる美しいことば。

出演
Takuji Aoyagi(音楽家)、大谷賢治郎(演出家、俳優)

日時
2014年4月20日(日) 15:00-17:30(14:30 受付開始)*途中15分休憩あり

会場
クラブヒルサイドサロン
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-2 ヒルサイドテラス アネックスB棟2F
東急東横線[代官山駅]下車 徒歩3分
東急東横線・地下鉄日比谷線[中目黒駅]下車 徒歩7分
JR山手線・JR埼京線・地下鉄日比谷線[恵比寿駅]下車 徒歩10分

定員
45名

会費
一般3,000円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円 (スープ付)
*中学生以下は無料(お子さま連れ大歓迎)

メール予約
氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「4/20オトコトバ参加希望」の件名でE-MAILを送信してください。折り返し、予約確認メールをお送りいたします。(要予約)

持ち物
出演者のおふたりに読んでもらいたい本や言葉がありましたら、お持ちください。(時間によってはご紹介できない場合もございますので、予めご了承ください)

主催
クラブヒルサイド、スティルウォーター
*当日はスープのほか、1ドリンク500円でビール、赤ワイン、白ワイン、ソフトドリンクのご用意もございます。

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Takuji Aoyagi プロフィール

 音楽家。1971年東京生まれ。Little Creatures、Double Famous、Music in Elevatorなどのグループやソロ・ユニットのKAMA AINA、青柳拓次名義で、国内外のレーベル(Domino/geographic、Rumraket、CHORDIARY、SPEEDSTAR INTERNATIONAL、commmonsなど)から数々の作品をリリース。フアナ・モリーナ、マネー・マーク、細野晴臣、UA などのアーティストとツアーを行う。その他、Club やラジオのDJ 、プロデュース、アレンジ、選曲、俳優、映画やCM 音楽の作曲、絵本、詩、エッセイ、写真など、様々な分野で活動。2013 年、約3 年の準備期間を経て、世界中の様々な民族、部族のスキャット(意味を持たない詞)をオリジナルのメロディに乗せて唄う、新たなるソロユニットTakujiをスタート。現在沖縄在住。


大谷賢治郎 プロフィール

演出家、俳優。1972年東京生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部演劇科卒。帰国後、大野一雄氏に師事し舞踏を学ぶ。またシアターXを中心にイスラエル、ドイツ、オーストラリアなどで俳優活動を行なう。最近では、2009年より劇団銅鑼公演「ハンナのかばん」の演出助手をきっかけに同公演の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」にて小中学生対象の演劇ワークショップを2011年より3年連続で指導。2012年より東京国立博物館にて展示品の作家として小学生に博物館を案内するワークショップ「トーハク劇場へようこそ」を行なう。2012年9月、劇団銅鑼創立40周年公演「あやなす」を演出。2012年秋より、川崎市アートセンターしんゆりシアター市民劇団わが町の芸術監督代行を務め、2013年6月「しんゆりわが町」、2014年3月「夢見る人」のワークショップ指導、演出助手を担当。2013年5月劇団銅鑼公演「不思議の記憶」の作、演出、美術を手掛ける。11月フェスティバル・トーキョーにてドイツの演劇ユニット・リミニプロトコールの公演「100%トーキョー」の日本側演出を担当。またLittle Creaturesなど様々なアーティストの英語詞を作詞。アシテジ国際児童青少年演劇協会日本センター理事。




予約・お問い合わせ
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