春先に旧友の詩人で音楽家である山崎円城の「音」を聴きに青山に足を運ぶ。久しぶりに彼と話しをしているうちに彼の家で「スモール・ミュージック・フェスティバル」をやっていることを聞く。大きな音を楽しむフェスがあるように、小さな音に耳を傾ける催しがあってもよいだろうと。自分がサンフランシスコの大学にいた頃、教師の自宅でチェーホフの芝居を発表した日のことを思い出す。そう言えば、学生の頃は稽古もいつも誰かの家でやっていたな。現実に存在する、人が生きている空間が、芝居の空間になるその感覚を久しぶりに思い出し、そして、二人で決める、「スモール・シアター・フェスティバル」をやろうと。
はい、やります。明日山崎邸にて。
男二人のとってもシュールな二人芝居を創っちゃいました。
我ながら、いい出来です。
先日、リハーサルがてら山崎家にお邪魔し、3人の子どもたちに披露。
大爆笑。途中からは出演も。
よし!彼らの心は掴んだようです。
スモール・シアターフェスティバル at 山崎円城・晴子邸
開邸14:00~
ドネーション(飲み物はお持ち寄り下さい。)
「家」
出演:原田亮 古舘一也
演奏:吉田浩太郎 山崎円城
作/演出:大谷賢治郎
https://www.facebook.com/events/578466152189891/
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「家」
それは家族が日常を営む場所
友人たちはその家に訪れ、その家のにおいを嗅ぐ。
そして空想する。
そんな空想が始まった瞬間、そこは劇場になる。
だって劇場はその「日常」に潜んでいるのだから。Tweet
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