ご無沙汰致しております。
ついに、ようやく、いやいや、おかげさまで青年劇場にて演出させて頂くことになりました。しかも最高のスタッフと。今から約100年に日本で書かれた、しかもまったくテイストの違う作品の二本立てを。皆さん、是非観に来てください。気合い入ってます。
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拝啓
暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、青年劇場創立50周年記念の一環として、演出をさせていただくことになりました。岸田國士・作「動員挿話」と秋田雨雀・作「骸骨の舞跳」の二本立てです。「動員挿話」は日露戦争が行なわれた頃の日本、「骸骨の舞跳」は関東大震災直後の日本を描いています。日露戦争は1904年(明治37年)、関東大震災は1923年(大正12年)。その間、たったの19年ですが、明治から大正にかけての激動の時代です。
そして今は2015年。戦後70年。東日本大震災から4年。原発を再稼働する動き、民意に反して辺野古に基地を作ろうとする動き、そして戦争に巻き込まれる引き金になりかねない、安全保障関連法案の整備や憲法改正の動き。これからを生きる子どもの未来を無視するようなこれらの動きはとても危険です。今から約100年前、日本は戦争に突き進んで行きました。震災による残酷な体験をしました。どこか現在の日本と重なっている様な気がします。現在の日本を検証し、起きうる危険を阻止するために、約100年前に書かれたこの二本の演劇作品を通して日本を検証したい、そんな試みを是非観に来て頂ければと思います。
チケットご希望のお客様は、当日精算にて割引チケットをご用意させて頂きます。
僕に直接連絡頂くか、もしくはチケット予約の際に大谷関係者である旨お伝えくださいませ。
青年劇場チケットサービス 03-3352-7200
一般=(通常4,500円のところ)4,200円
30歳以下=3,000円
◎日時指定・自由席 ◎団体割引・障害者割引あり
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秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場 創立50周年記念小劇場公演企画#20
岸田國士・作「動員挿話」秋田雨雀・作「骸骨の舞跳」
2015年7月10日(金)〜20日(月祝)
10 fri 19:00 11 sat 14:00/19:00 12 sun 14:00 13 mon off 14 tue 14:00/19:00 15 wed 14:00 16 thu 14:00/19:00 17 fri 19:00 18 sat 14:00/ 19:00 19 sun 14:00 20 mon 14:00 (開場は開演の30分前)
演出・大谷賢治郎
美術・池田ともゆき
照明・横田元一郎
衣裳・坂本真彩
音楽・青柳拓次
音響効果・坂口野花
宣伝美術・八木克人
フィジカルトレーナー・原田亮
出演・葛西和雄、藤木久美子、広戸聡、島本真治、秋山亜紀子、大山秋、真喜志康壮、矢野貴大、星野勇二、安田遼平、傍島ひとみ
http://www.seinengekijo.co.jp/s/douin-gaikotu/douin-gaikotu.html
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