2018-01-12

新年のご挨拶~2017年のふりかえりと2018年の予定



あけましておめでとうございます。

大変大変ご無沙汰いたしております。
もはやブログを書くたびの常套句です・・・。

昨年末に1年間を振り返り、新年あたまにこれからの1年をブログにと思っていたのですが、気づいたら七草粥も成人の日も終わり・・・。

でも挫けません。自分のための備忘録も含め、したためてみようと思う次第です。

遅ればせながら、昨年中も色々な方にお世話になりました。おかげさまでとても濃い、今思えば走馬燈のような1年でした。

1
日韓演劇交流センターによる韓国現代戯曲リーディング「アメリカの怒れる父」を演出。座・高円寺にて。


2
青年劇場「原理日本」を演出。黒澤明監督の映画作品の脚本を手掛けた久板栄二郎による戯曲。


3
劇団銅鑼「彼の町」を演出。チェーホフの短篇から青木豪氏が脚本に。5年前から日本最高齢の舞台俳優・鈴木瑞穂氏と温めてきた企画が実現。






市民劇団わが町「恐れを知らぬ27人の劇作家?と49人の俳優たち」の上演。


4
スリランカの国際児童青少年演劇フェスティバルに来賓として招聘。



劇団たんぽぽ「いのちのまつり」演出。2016年に演出した作品を再構成。


演劇ユニット・オンナナの新作に向けてのワークショップが始動。
桐朋芸術短期大学の授業がスタート。

5
人形劇団クラルテの新作「トクン・トクン〜いのちの旅」に向けての創造ワークショップを開始。
アシテジ国際児童青少年舞台芸術協会の世界大会のため南アフリカ・ケープタウンへ。2020年の世界大会開催地に東京が立候補。そのプレゼンスピーチを行い、ほぼ満場一致で東京に決まる。





6~8
クラルテの稽古で大阪と東京を往復する日々。



9
市民劇団「わが町」による「クリスマス・キャロル」の稽古がスタート。
クラルテ「トクン・トクン〜いのちの旅」の試演会。観てもらった子どもたちからアイデアをもらうというプロセス。
名古屋で俳優養成のためのワークショップ。

10
劇団銅鑼「ハンナのかばん」文化庁事業のワークショップで、京都、富山、福井、石川へ。



11
アシテジの世界理事に選ばれてから初めての理事会でイタリア・マントヴァへ。




12
宝塚ソリオホールにて「トクン・トクン〜いのちの旅」初演。




劇団わが町「クリスマス・キャロル」を上演。


芸団協(日本芸能実演家団体協議会)主催の「全国の子どもたちへ芸術体験を届けるために」のモデレーターを務める。
そしてオンナナ「かさぶた」の稽古を開始。台本のないところからの作品づくり、大晦日まで稽古!



という1年でした。

我らがcompany maは原田亮作・演出による「小さな家」が始動。また夏に沖縄で行われるりっかりっか国際児童青少年演劇フェスティバルになぜか全員が何かしらの形で関わり(作品の出演だったり、通訳だったり、シンポジウムの進行だったり)沖縄で集合!しました。



いやいや、てんこ盛りの1年で、既に遠い昔の記憶のようでもあり、ついこないだの記憶のようであるもあるような濃〜い1年でした。

そして、今年は!!

まずは1月末、東京国立博物館にて「トーハク劇場へようこそ」の新作を発表します。展示室を過去に生きた人々が案内するという演劇的な博物館ツアー。今回はなんと聖徳太子と小野妹子、そしてお釈迦様の御母堂・摩耶夫人が法隆寺宝物館を案内いたします。
http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=9405

そして2月。老舗新劇劇団(青年座、文学座、俳優座、円、テアトルエコー)の30代の女優たちが立ち上げた演劇ユニットOn7(オンナナ)の第4回公演「かさぶた」の構成・演出を致します。台本のないところから稽古の中で作品を作って行く、ディバイジング・シアターという手法をとり、「かさぶた」をテーマに女優7人と物語を紡いでいます。詳細は改めて投稿します。
http://onnana.com

2月の後半にはアジア児童青少年舞台芸術フェスティバルを開催します。おいらはそのプログラム・ディレクターを務めております。アジアから10作品、国内からは85作品が参加。また僕が3年間取り組んできた、アジアのアーティストたちによる作品創造プロジェクト「ネクスト・ジェネレーション・アジア」もその集大成として作品を上演致します。
http://tyafes-japan.com

3月。company maの第3回公演「wonder」を上演。今回は原田亮の作・演出で、僕は監修にまわり、しかもどうも出演もするようです・・・。
http://company-ma.com/archives/2736


4月からはこれまで非常勤講師を務めてきた桐朋芸術短期大学にて特任教員になり、さらに多様な授業をやらせてもらうこととなりました!

7月には青年劇場で日本の近代古典シリーズ第三弾と題して高田保=作「宣伝」の演出を致します。
http://www.seinengekijo.co.jp/s/2018repa.html#senden

8月。アシテジ・アーティスティック・ギャザリングで北京へ。

9月。 company maの新作を発表します。仮のタイトルですが「かばんの中の記憶」。僕が構成・演出を手掛けます。
そして、予定ではチリに行くことに。タブーをテーマにしたワークショップを行うことになっております。

10月は毎年恒例の文化庁事業・劇団銅鑼「ハンナのかばん」ワークショップの地方巡業へ。記憶が正しければ、なんと今年で8年目となります!

あと、まだはっきりとは言えないのですが、共同創造作品が二つ計画されており、ひとつはドイツ・ブラジルと、もう一つはクロアチアとで、今年のどこかできっと行くことになるかなぁと。またセルビアでアシテジ「ネクストジェネレーション」のワークショップという話もあるのですが、現在スケジュールを調整中という次第です。

さあ、今年も突っ走ってまいります。が、しっかり休む!というのも今年の目標の一つでもあります。仕事ではない旅行をするぞ!!

てなわけで今年もよろしくお願い致します!!















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