長岡から帰京。
約ひとつきの滞在。
大林宣彦監督の作品「この空の花」の撮影。
俳優としても参加させてもらいつつ、現場での仕事をさせてもらいつつ。
濃い日々。
振り返るとマトリックスのような別次元での現実が。
お疲れさまでした。
8月18日。こんな風景から。日本の原風景がありました。
着いて二日後に既にお別れが始まりだしてた。僕は撮影始まって3週間後からの参加だったから。
青森の一輪車クラブ。数日しか一緒にいれなかったけど、純粋と技術の高さが混在してた。
僕らの肩書きはクルークラッカーズ。俳優3人組で、現場の諸々も手伝う集団。
着いて3日目ぐらいだったかな、長岡のうまい酒で親睦会。
最初の撮影休み。長岡出身の友人から情報を得て、ひとりふらりと。
帰りちゃんと帰れるかまずは時刻表を写メしてる俺。
着いたところは朝日酒造。蕎麦と酒。
最高の組み合わせ。
まだこの先に何が待ち構えてるか知らない頃。
昔の酒蔵。
ホテルに戻ると日々スケジュールが。
えっ、明日俺出演になってる。
翌朝に台詞をもらう。
役どころは南相馬から長岡に避難してきた高校生と話をふらりとする酒屋のお兄ちゃん。
長岡入りする前に南相馬から帰ってきたばかりだったから、いろんな思いを巡らせながら演じた。
山古志。美しい。また日本の原風景に出会う。錦鯉の育てている棚の池。
コインランドリー。アメリカにいたときのことや、海外の空港で待ってるその感覚を思い出してた。
空を見上げ始めるようになっていた。深呼吸。
地元のお祭りの夜。空も燃えていた。
いよいよシベリア抑留兵になる準備。
ばさりと髪を切り落とす。
また空を見る。ホテルの部屋からみた日没。
2つの生命会社に挟まれて。
クラッカーズの松兄とコインランドリーに。
栃尾の山奥で見つけたご神体。
その横で見つけた夫婦杉。すごいパワー。
長岡の山の中で見つけた宇宙空間。
棚田が美しい。
空と田んぼが空間を分かち合ってる
感覚。
蛙は灰皿の上、じっとしてる。
またランドリー。撮影の濃い日々でなかなか写真撮れてないから、ふとすきま風が通っている時の写真ばかり。
見るがまま、の場所。実際にここに人が住んでいたなんて、と思いつつ。
クラッカーズでよく足を運んだチャンポン屋さん。チャンポンも皿うどんもマジうまかったな。夜遅くに唯一やってた店。行くと酒をごちそうしてくれる。
もう一人のクラッカーズメンバー。抑留兵になっていく。。。夫婦かってみたいに二人で動くことが多かったな。最高のパートナーでした。
シベリア抑留の撮影前。
ほかの抑留兵たち。マイナス40度のシーンを真夏の河川敷でやるわけで、汗をかいてはまずいからとマイクロバスの冷房のなかで。
長岡空襲のときに多くの人が逃げてきた、平潟神社での撮影。これ午前2時。
エキストラで来ていた2歳になる男の子。爆睡。
こんな小さな子が空襲の犠牲になったのかと思うと。。。
大人が始めた戦争も、大人が始めた原発も、犠牲になるのは子どもたち、なんてこと考えてた。
さらりとこんな高い一輪車に。
クレイジーキャッツの犬塚弘さんと。このシーンは楽しかったな。
怒濤の日々のなか、見つけたねぎらいのお酒。
クランクアップの日。午前2時に撮影終了。
部屋に戻り、語っているうちに朝日が上ってくる。なんだか感無量。
そして東京に戻る前の最後の〆は長岡なのに尾道ラーメン、七鐘屋さん。
最高に美味かった。
ホントに色んなことがあったのだけど、あまりにも濃い日々だったので、数少ない撮った写真から振り返りつつ綴りました。
この空の花に 感謝。
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