神なのか、宇宙なのか、人間に創造力というものを与えた。
「好きに創ってくださいねぇ。何を創っても構いませんから。」
そして人は、野菜を作ったり、鉛筆を作ったり、絵を描いたり、言語を創りだしたり、本を書いたり、携帯電話を開発したり、薬を製薬したり、映画や芝居を創ったり・・・。何もかもを創ってきた。
美しい小宇宙だろう、授かった脳をつかって。
一方、人は、同じ創造力を用いて、爆弾を作り、銃を作り、原爆を作り、様々な兵器を作った。
人間の発展のために、もしくは進化のために、もし人が科学というものを作りだしたとするのであれば・・・。
そして、もし、人間が作り出した、すべての兵器が勝つとしたら、
人間は、宇宙なのか、神なのかが与えた、創造力テストに失格したことになるのかもしれない。
芝居の稽古にいながら、ふとそんなことを考えた。
動物が自分の食料を得るために他の動物の命を頂くとき、
人は、一動物であると同時に、自分の利益のために 他の人の命を奪っている。
そして、時になんの理由もなく。
考えれば考えるほど、言葉には出来ない矛盾を感じる。Tweet
2008-04-01
創造力 creativity
投稿者 Otani Kenjiro 時刻: 23:13
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